Card Collection Gallery

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かーどのうんちく。
 日本のカードコレクトの歴史は、戦前の野球選手や大相撲の力士のプロマイドやメンコから始まる。そして戦後、1973年になってプロ野球チップスが発売になり、お菓子のオマケとしてのカードコレクトが認知されるようになった。その後スポーツカードの分野ではアメリカのトレーディングカード文化の影響を受け、1991年ベースボールマガジン社から日本で初めてトレーディングカード形式の野球カードが発売された。アメリカでは100年以上の歴史があり、親子3代で集めると言うトレーティングカード文化が日本の大人たちにも受け入れられ、現在、トレーティングカード収集は大人のホビーとして地位を築きつつある。
 一方で、日本のカードコレクトに繋がる大きな潮流がもう一つある。1985年ロッテ社のビックリマンチョコのオマケシール第10弾として、ビックリマンシールが登場したのだ。当初「貼って遊ぶ」ことを念頭に作られたオマケシールは、なぜか「シール集め」を主眼とした大ブームを巻き起こし、様々な類似商品が生まれた。その中でコレクティングを覚えた子供たちをターゲットに発売されたのがバンダイ社の「カードダス」シリーズだ。最初に登場した「スーパーデフォルメガンダムワールド」シリーズ、そして続く「SDガンダム外伝 騎士ガンダム物語」シリーズが牽引役になって市場が開拓されていった。また、イギリスの子供たちの間で以前から盛んなMagic The Gatheringの流れを汲む遊戯王カード、そしていまや世界的に大ヒットしたポケモンカードなど、日本のカードコレクト文化は他のメディアを巻き込んで成長している。