就業問題。

なんか久しぶりに朝まで生テレビを見た。
むかーし、観覧バイトに応募したことがあったなぁ。
懐かしい。
結構いいお金だった気がする。
最近知ったが、僕が就職活動していた頃が一番の就職氷河期だったらしい。
イメージはもう少し上の代だったんだけどな。
実際、僕らの先輩たちは本当に苦労してるなぁという印象が強くて、
おかげで強い危機感を持って就職活動したんだよね。
番組はとても解りやすい話をしてた。
要は、噛み合わない。
年収200万の人が、1000万人も居るという統計に対しても、
現状認識の差がある、というか。
採用活動で、全く同じ印象を持った新卒者が二人いて、
片方が東大で片方がマイナーな私立大出身だったら。
東大を選ぶ。
これが学歴問題というものなんでしょう。
しかしこれがイケナイとただ言うのは、
あまりに問題を問題としていないのであって。
明治以来の知のピラミッドというのは、
確かに日本社会を支えてきたのであって、
その有用性自体はやはり大きいんだろう。
有用性と人間性の両立を求めているのが、
この学歴問題なんだろうと思う。
一回転んだら、もう起き上がれない。
何より、それが問題。
そういう社会が、一番問題。

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