RSRメモリアルブック。

ひたすら、パソコンに向かってエクセル作ってたら、
不意に部長に呼ばれる。
ふわっ！と思って振り返ったら、
新人さんたちがいた。
あぁ、ごあいさつね。
ふと自分が新人の時を想う。
何もかも堅かったよなぁ。
当り前か。
どんどん、新人を迎えることが当たり前になってる感じが、
なんだかとても怖い。
うう。
そーだよな。
俺、もう結婚までしてるもんな。
昼くらいに急きょ、タワレコのメールがきて、
今日だけポイント3倍なのを知る。
えええ。
明日椎名林檎のCDやらDVD出るから、
明日行こうと思ってたのに。
くそう。
とはいえ買うものもいっぱいなので、
帰りに秋葉原のタワレコに行く。
ガツンと。
しめて18000円也。あはっ。
そんなかで、RISING SUN ROCK FESTOVAL 10、
という本を買う。
その名の通り、今年の夏、10回目を迎えるエゾロックの10年を振り返る本。
鹿野さんとこが出したらしい。
1999年、僕にとっては椎名林檎がどえらいライブをやった、
という印象が強い第1回。
行ってないけど。。。従兄弟が行ったんだよなー。
うらやましかったな。
その年から本は始まる。
なんだかね、チバさんとか、
UAとか、怒髪天の増子さんとか、
そういった人たちのインタビューを読んでて、
このフェスが一番好きな理由がなんとなくわかってきた。
僕は9回のうち、4年連続4回参加している。
今年、10回目でちょうど半分。
半分だけど、もう怒涛のような思い出ばかり。
2004年、クラムボンを見て。
雨だったのに、奇跡的に晴れ間を見せた夕焼けのなかで、
シャボン玉が飛んでた。
2005年。
フィッシュマンズで、誰もが泣いていた。
2006年。
もしや。。。と思って期待通りだった、
スカパラやZAZEN BOYSでのシークレットゲスト。
EZOだけだったんだよね。
2007年。
フジロックにも登場する、あのクリスタルパレスがあんまり居心地がよくて。
Leyonaやスガシカオすっげーよかった。
どれもね。
心憎い。
今や夏フェスもバブルの如く、あちこちある。
邦楽フェスだと、ROCK IN JAPANも毎年楽しみだけど、
天秤にかけたとき、EZOを選ぶのはやっぱり、
この思い出の印象深さなんだよね。
どれも二度の経験が無いもの。
それでも、また感じたくなって、行っちゃう。
イベントとして完成された感のある、
ROCK IN JAPAN FESやCOUNTDOWN JAPAN。
都市型フェス代表格のSUMMER SONIC。
全然違うんだ。
思い出はもちろんそれぞれあるけど、
深さが全然違うんだ。
なんだろうねこの差は。
FUJI ROCKの素晴らしさとは全く違う、
落ち着いた興奮がここにはあるんだな。
毎年、目当てのアーティストは確かにいる。、
でもやっぱり、そこに関係なく行きたくなる。
そこがやっぱり、本質なんだろう。
山本Pのそれぞれの年の思い出話も語られる。
まぁ試行錯誤なんてどこでも当たり前のようにあるんだろうけど。
第1回から第2回で入場者数が半分に減ったこと、
昨年ついにチケットが売り切れ、
あの悪名高いトイレ問題に直面したこと。
なかなか考えさせられる。
ほんと、ある意味でいつ中止になってもおかしくない、
そーゆうフェスだと思う。
ほんとに好きで、お金をかけれる人でしか、
なかなか行けないしさ。
なんだか、思った以上にイイ本でした。
これ。
あぁ、楽しみだなぁ。