WinMXでわいせつ画像陳列、男を逮捕
不特定多数の利用者に動画を送信
無料のファイル交換ソフト「WinMX(ウィンエムエックス)」を使ってインターネット上にわいせつな画像を陳列していたとして、
岐阜県警ハイテク犯罪対策室と北方署は19日までに、わいせつ文書陳列の疑いで静岡県磐田市中泉、
会社員大庭篤行容疑者(35)を逮捕した。
WinMXは、ネット上で接続すれば音楽や画像などのデータを誰でも無料でダウンロードできるソフト。
日本での利用者は推定数百万人といわれ、さらに増えているという。
岐阜県警によると、WinMXを使ったわいせつ文書陳列容疑の摘発は全国初。
調べによると、大庭容疑者は3月1日午後、自宅のノートパソコンに女性のわいせつな動画をダウンロード。
WinMXを使い、ネットで不特定多数の利用者にわいせつな動画を送信した疑い。
調べに対し「違法と知っていた」と容疑を認めているという。
ZAKZAK 2002/03/19
非常に面白い記事です。
世のMXっ子は大騒ぎでしょう。
まず、とうとうアダルトもので摘発されたと言う点。
そして、「わいせつ文書陳列の疑い」という容疑。
著作権法じゃないんです。
まぁそっちでも逮捕されるんだろうけどさ。
エロ目的でMXを使ってる人は相当数いるはず。
半分くらいはそうなんじゃないかな。
こりゃユーザー数に影響を与えるかもしれません。
そしてなにより興味深いのは、「3月1日」という日付。
そう、かの2チャンネルで「3月1日にガサ入れが!」という噂が事前に流れていたわけです。
これは偶然か、はたまた必然か!?
むふふふふ………面白い
この手の噂は定期的に流れる。
記憶をたどると、大体年末年始や、3~4月、8~9月に良く流れている。
NAPSTERが事実上使い物にならなくなり、MusicCityを取り込んでいたWinMXが急激にユーザーを伸ばし始めたのが2001年春。
それ以前のこの手の噂は、主に音楽関係やアプリケーション関係を扱うアレなサイを閉鎖に追い込んでいた。
それ以後のこの手の噂は、P2Pクライアントのユーザーの動向に大きく影響を与えた。
ところが実際のところ、噂どおりに警察沙汰になったという話はほとんど聞いたことが無い。
今回は、噂がホントになった珍しいケースなのだ。
いや、珍しいというか、意図的なのだろう。
なかなか凄みがある。
WPNPしか使ってない人や、Napigator使ってサーバーを増やしてる人だけがアブナイのではない。
当然2ch系鯖だけ使ってる人たちだってアブナイのだ。
2chは、そうゆう場所なんだからね。
う~ん、面白い。
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