第1回林檎班大会 アダルト･オンリー@代官山UNIT。

本来休んでライブだったはずだけど、
目下お仕事はそれどころではない。
ってことで、午後休で行くため、出社。
まぁ、午前中はなんとかこなした。
ふぃー。
しかし午後やっぱり吹き出る。
構造的な失敗なきもする。
とりあえず自分が全部持って行ってるだけなきもする。
いやまぁ第一には自分に責任があるわけだが。
夕方前には完全にショートした。
あーアレやらなきゃコレやらなきゃ、だけど頭回らない。
先週末から咳き込みが激しいので、今週はマスクしてるけど。
こっちはそれほど辛くもないんだが、なんか悲壮感漂わせてる気がする。
二択。
でも今度は、自分の意思を選んだ。
良いか悪いかはで言えば悪いかもしれないけど、
だったら仕事変えなきゃいけないな、やっぱり。
第1回林檎班大会 アダルト･オンリーの代官山2days初日。
午後休といいながら結局16時に会社を出て向かう。
何しろ整理券番号25番である。
しかも代官山UNITだ、超狭い。
明らかに二度目はない。
しかし、どう考えたってロッカーに荷物入れられるし、
最前列だし、緊張する。
またまた浮雲側、しかし最前列ゲット。
ふあぁぁ近い…。
噂によるとセットリストも変わるらしい。
こんな狭いハコじゃオーケストラなんて入らないからな。
どきどき。
なんと椎名林檎一人で出てきた。
オルガンの前で、｢幸福論｣の弾き語り。
そもそも｢幸福論｣を悦楽編以外でライブでやった、という記憶はない。
たぶんデビュー後1、2年でしかやってないはずだ。
相当びっくりした。
つづいて、ゲストとして盲目のギタリストで有名な長谷川きよしが出てきてまたびっくりした。
名前は知ってるけど、曲は全然しらないし、コレ親の世代のフォークシンガーだ。
やはり親の影響で、椎名林檎は好きらしい。
昭和歌謡やフォークの影響が強いのは結構知られてるが、しかしイベントに呼ぶほどとは。
そしてやったのが｢FLY ME TO THE MOON｣。
いわずと知れたJAZZの名曲。目茶苦茶上手い。
次回のアルバム｢大人｣に入るという｢化粧直し｣もやった。
続いて長谷川きよしの娘さんが出てきた。
フルート奏者らしい。
｢りんごのうた｣｢御祭騒ぎ｣｢灰色の瞳｣をフォークギターとフルートで。
長谷川きよしの唄が凄く、決して遜色ない椎名林檎の歌声もすごい。
一時期随分声が出なくなったなぁと思ってたけど、復活してきたね。
第一部ラストは長谷川きよしのデビュー曲｢別れのサンバ｣。
今回もやっぱりあった質問コーナーとプレゼントコーナー。
しかしこれだけ狭いハコとなるとやはり即時プレゼント引渡しとはいかず。
近い人のみ。
前と違って、今回はファッションショーはなかった。
第二部が東京事変としてのライブ。
恵比寿と逆の順番だ。
セットリストも少し変わり、｢恋は幻｣｢秘密｣｢入水願い｣。
そしてアルバムに入る｢喧嘩上等｣が入った。
前回よりさらに近いので低音が心地いい。
亀ちゃんはハナっからウッドベースだった。
前回よりさらに伊澤一葉の出番がない。
で、｢透明人間｣が非常に良かった。
前回ツアーで聞いたよりもさらに良い。
イントロのベースとドラムの絡みがすごいカッコイイ。
シングルにも出来たんじゃないかなぁ。
まぁ今回の｢修羅場｣なんかはオーダー色が強いから、
逆にシングルとしてじゃないと色が出ないのかもしれないけど。
｢遭難｣に続いて｢丸の内サディスティック｣。
このアレンジはまたほんとに良い。
すごい丸の内っぽい。
やばいねほんと。
｢修羅場｣はまだバリエーションがある感じではなく、
シングルでの仕上がり色が濃い。
そういう意味で不満だけどそんなの不満の内に入らないか。
アンコールは｢落日｣を、東京事変のメンバーと長谷川きよしで。
アコースティックに、刃多さんも太鼓を変えた。
この曲はまた良いね。
やっぱりB面にいい曲多いね。
ぶっちゃけ前回の恵比寿公演より、確実に今回の代官山のほうが良かった。
素晴らしいデキ。
セットリストも良いしアコースティックベースで、
いろんな角度の曲が聞けた。
狭いし最前列だし。
第1回林檎班大会 アダルト･オンリー@代官山UNIT 初日 2005.12.20
椎名林檎
01.幸福論
椎名林檎 with 長谷川きよし
02.FLY ME TO THE MOON (Bart Howard)
03.化粧直し
椎名林檎 with 長谷川きよし、長谷川マキ
04.りんごのうた
05.御祭騒ぎ
06.灰色の瞳
長谷川きよし
07.別れのサンバ
～質問コーナー&プレゼントコーナー
東京事変
08.恋は幻
09.秘密
10.入水願い
11.喧嘩上等
12.透明人間
13.遭難
14.丸の内サディスティック
15.修羅場
アンコール
東京事変 with 長谷川きよし
16.落日
後悔しなくて良かった。
やっぱ自分を信じよう。
ストレスの開放になりました。
明日からがんばれそうです。
よし、んじゃ始発で会社行ってみよーか。
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落日 / 東京事変
君は産まれ僕に出会い春を憂い秋を見た
記憶を辿る過程であどけない君の写真に
認めたのは僕が所詮季節すら知らない事
現在では声を失くした君だけが映す月花
「当てにならないことばかり」って
嘆いたこの舌の根でさえも
乾く前に期待を仄めかす
まるで手応えの得られぬ夜
また一つ小さく冷えていく生命を抱いた
雪に生れ何時も笑い雨を嫌い此処に居た
確かなのは只唯一君のさっき迄の温もり
「何が悲しい？」と尋かれたって
何も哀しんでなど居ないさ
丁度太陽が去っただけだろう
微かな希望と裏腹に
ごく当たり前の白け切った夕日を迎えた
独りきり置いていかれたって
サヨナラを言うのは可笑しいさ
丁度太陽が去っただけだろう
僕は偶然君に出遭って
ごく当たり前に慈しんで 夕日を迎えた
さあもう笑うよ
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