本日も参りました。
東京事変の東京2daysの二日目、NHKホール。
昨日の教訓を生かし、もうちょっと早く会社を出る。
5分10分早く出ようが遅く出ようが、
早く帰る分には変わらないのです。
さて、今回の席は……というと、
昨日と比べるとかなり悲しいことに。
2階席奥。
遠い……。
正面だけどさー。
遠いよ、これは。
お披露目公演を含めると、今回のツアー4回目。
さすがにセットリストのオドロキよりも、
演奏の内容が気になる。
「手紙」での椎名林檎のギターとか、
「サービス」の亀ちゃんの弾けっぷりとか。
カッコよさだと、「ブラックアウト」なんて秀逸だと思う。
そして「スーパースター」の孤高な感じもまた良い。
昨日感動を引き摺ってて、夜中に「Electric mole」を見たんだが、
やはり今回メンバーが変わった事で際立つのは、ピアノなのである。
ヒーズミさんのあの、はっちゃけた子供のような、
でもメロディがカッコイイという感じを伊澤さんに求めるとやっぱり物足りない。
重厚感だよな、やっぱ。
そう思うと今回のアルバムは、できるべくしてできたのかなぁと思う。
ヒーズミさんのピアノソロ「現実に於いて」をあえてやる意味、だろうか。
続く「顔」は、曲そのものに関してあまり好みじゃないんだが、
明らかにこのときのインストのみのピアノソロ、は今回のツアーで凄く印象的。
セットリスト変わるかなと思ったら、昨日と全く同じだった…。
残念。
なんだかMCまで似てる。
しかし刃田さんのリフティングパントマイム、はステキでした。
カヴァー曲の「C’m’on Let’s go!」では昨日はなかった、
舞台上での映像撮影が見られた。
むむ。
ライブツアーのDVDのためのPV作成か??
気になるね。
聞き込んでるからこその楽しみがいっぱいでした。
これ、自慢のようだけど救いようの無いアホだな、我ながら。
はは。
それにしても、今回のツアーはなんだかやったら野次やら掛け声がウザかった。
客が調子に乗ってるよーな。
「黒猫屋!」って掛け声、歌舞伎を真似てるんだろうが、
タイミングが悪くて迷惑。
なんでこんなの増えたかな、今回に限って。
不思議だ。
東京事変 ”DOMESTIC!” Just can’t help it.@NHKホール二日目 2006.5.26
セットリスト
01.雪国
02.現実を嗤う
03.少女ロボット(ともさかりえ selfcover)
04.歌舞伎(メンバー紹介)
05.秘密
06.その淑女ふしだらにつき
07.現実に於いて(~「顔」のピアノソロ)
08.入水願い
09.ミラーボール(ペトロールズ cover)
10.手紙
11.サービス
MC
12.C’m’on Let’s go!(バービーボーイズ cover)
13.ブラックアウト
14.本能
15.スーパースター
MC
16.ダイナマイト
17.修羅場
18.御祭騒ぎ
19.喧嘩上等
アンコール
20.透明人間
21.丸の内サディスティック
22.落日
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ブラックアウト / 東京事変
山ノ手線 最終で何処へ行こうと云うの?
都市(まち)の芳香いが変わり桜はもう散っている
急いで帰る気温は疾に北へと逃げ去った様
抜け駆けで何処へでも遊びに行きましょう
もっと酔って居たい
哀しく満たされ寒さより明るさが疎ましいのさ
都市のネオンはきっと星達を奪ったのだ
希望の通り黒い時間が二人を匿っている
抜け駆けで何処へでも私を連れて行って
今日は帰らない
素面になってしまいそう
遠くまで揺らせて運んで行って
もっと酔って居たい
哀しく汚され何時もより撓やかに忘れたいのさ
白く照らされる日々に置いて行かれそうで
ちょっと隠れたいだけ
分かっている
是以上は無い
だから連れて行って
帰りたくない
誰も知らないけど
何より嗚呼!
あなたが疎ましいのさ
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