ありがとう、さようなら、でも、またね。

今日は同期の送別会がありました。
たぶん、同期の中で、最も慕われてる人の一人と思う。
なんだか集まれる人数が少ない、とか聞いてたけど、
実際はそんなことはなく。
かなりの人数が着ていた。
最近は退職ラッシュで、送別会が普通になり。
毎回悲しくて、でも仕事で行ける事が少なく。
これだけの人数に会ったのは、結構久しぶりだった。
人望、と言えば一言で終わってしまうけれど、そんなものだけではなかった。
ある意味この4年間の区切りが、またひとつ来てしまったような。
送別される人とは直接の繋がりが多かったわけではなく、
どちらかというと間接的な繋がり。
だからといって直接な繋がりがないんではなく、
一緒にスキーに行ったり、本社で長話したり、音楽の話をしたり。
とても素直な人、そんな印象。
自分の送別会に遅れて到着した彼女に、彼女のライバルが作ったプレゼントのDVD。
みんなのメッセージと思い出がいっぱいな感じ。
その後の彼女のお別れの言葉が、とてもボク個人の共感を覚えさせた。
同期という仲間たちに対して、ボクはとても羨望を持っている。
新人で配属され、すぐに北海道に赴任したから、
東京にいる同期たちの様子は、あまりに辛いものだったんだ。
今でもあの決断を悔む。
何でもないのに、裏切られた。そう思った。
実際あの日々を潰れずに残れたのは、何よりも彼ら同期たちのおかげなんだけど。
けどこれも、素直な気持ち。
そして1年7ヶ月を経て帰ってきたとき。
ボクが憧れた時代はすでに終わりに近づき、少しずつ同期たちは辞めていった。
もう戻れない何かがそこにはあった。
彼女はみんな誰も信じられない。そう話した。
その意味は違うのかもしれないけど、ボクも痛いほどそう思った。
辞める人を羨むキモチ、辞めてなるものかと思うキモチ。
一人ずつ決断していく様子に、置いてかれるようなキモチ。
自分に残された時間が、亡くなっていくようなキモチ。
走り続けていれば気づかない。
でも少しずつスピードが遅くなってきて、気づいてしまったんだ。
走り続けられた期間が強制的に少なかった自分は、
そういう意味で自分を決めて行くのが他の同期に比べ早かったかもしれない。
でも、まだまだ決断はいっぱいあるんだ。
彼女とはきっとこれからも、何かと関わることがあると思っている。
なんとなく。
実際どうなのか、といわれるとわかんないけど、そう思ってる。
それはきっと、失ったか届かなかったモノへの憧憬。
そして、そうあるべきと、そうありたいとボクが思っている関係。
とりあえず。
あの夏の空へ行こう!
夜、飲み会だった奥さんと一緒に帰る。
妻も、未来について悩んでいる。
ボクが出来ることは少ない。
僕からベストを提案することは、欺瞞でしかない。
ベターを一緒に考えること。
それができること。
一生懸命、生きていこう、と思った。

コメント

タイトルとURLをコピーしました