ひぃばあちゃんはカトリック信者だったので、
家の近くの教会でお葬式。
教会でのお葬式って、あまり馴染みが無いよね。
なんか変な感じ。
曾祖母は1906年、明治39年富山の生まれ。
前の年に、日露戦争が終わっている。
二度の大戦と、戦後をずっと生きて、
4人の子供を育てて、6人の孫、9人の曾孫。
95歳まで、一人で渋谷に出て水彩画を描くくらい、
バイタリティに溢れた人でした。
僕は曾孫で一番年が上で、
僕が生まれたとき、ひぃばあちゃんは僕が成人するまで生きられるのかしら、
と思ったと言っていた。
生きるどころか、僕の結婚まで見届けて。
玄孫、見せてあげれたら一番良かったかもなぁ。
カトリック式のお葬式は、
たくさん讃美歌を歌い、個人を偲び、個人の復活を祈る。
孫や曾孫が担いだ棺は、とても重かった。
火葬場まで行き、聖書の言葉を詠んで、
お別れをする。
大叔母は修道女なので、神父さんとともに所作を取り仕切る。
聖書の言葉とか、みな日本語だったけれど、
昔はすべてラテン語でやったそうだ。
そのあと、親族でお食事会。
祖母の他3人の兄弟はみな健在で、
80歳前後に関わらずみんな若い。
はとこの子たちとか、みんな大きくなって吃驚する。
月日が経つのは早いなぁ。
結婚してから初めて会う人も多くて、
嫁さんと挨拶回り。
冠婚葬祭ってこういうもんなんだろうね。
嫁さんもだいぶ疲れたみたい。
なんだかいろいろ考えます。
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