何が違うんだろ。

今日は午後から講演を聞きに行く。
某世界最大の半導体メーカーの、社内IT事情についての講演。
アメリカからわざわざ偉いさんが来たわけです。
いつも、こうゆうとこのIT事情聴くと思うことは、
あまりに自分の、現場の経験とかけ離れているということ。
もし日本で、こうゆうグローバル企業と同じアプローチで営業行ったら、
十中八九伝わらない。
なぜか。
正直わからん。
わからんが伝わらないのはよくわかる。
そして、グローバル企業のアプローチが、
本質的には正しいであろうこともわかる。
おそらく、だけれど、
僕が相手にしているような、お客さんとは身の丈が全然違うのは確か。
日本というローカルが主役ってとこばかりだから。
じゃぁ海外にあちこち拠点を持つような、
日本を代表するような大企業はどうなのか?
というと、なんだかそれも違和感がある。
某大手商社のITなんて、
海外のグローバル企業がいう、
「ベストプラクティスたるパッケージに身を合わせる」
なんてことはしてない。
むしろ、俺に会わせろ!ってなもんだ。
実際多くの日本企業は、
血のにじむようなコスト削減と改善を繰り返して成功したトコが多いから、
わざわざ明らかに機能が劣ってしまうパッケージ標準なんて、
アテにもしないのだ。
使えるとこは使うけど使えないとこは当然手作り。
そして手作りの割合はとても多い。
単純に企業文化が違うと言えばそれまでなんだけど。
そーすると、何でうちらはそんな欧米ナイズしたもん売ってるんだろうか。
なんて考えちゃう。
確かに口頭では、いくらでも優位な点挙げられるんだけどさ。
実際の使われ方が、ね。。。。。
そんなこと思った一日。

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