お正月というと、思い出すのは一休さんの故事。
門松や 冥土の旅の 一里塚
めでたくもあり めでたくもなし
正月はめでたいと言うが、
実は門松を立てるたびに一つ年をとっており、
それだけ死に近づいているのだよ、
という、一休さんが詠んだと伝わる狂歌。
小さいころにこの故事を知って、
随分と納得した。
可愛くない子供とか言うな。
今年はより一層そう感じる。
昨年末の志村くんの逝去について、
追悼だけでなく死因についてあれやこれや、
気になる人が多いようで。
不明、というのは何とも皆納得しないのだろう。
知ったところで、なんだと言うのか、と思うけれど。
まぁでも不明だからと言って、
邪推するのは何とも空しい限り。
死因、なんて必ず特定できるもんじゃない。
大切なのは、人が生きていて、そして死んでいく、
残された者は、その死をそれぞれ受け入れていく。
また、新たな命が生まれる。
その、自覚と感謝なんじゃないかなぁ、と思う。
だからどうだという、ことではないけどね。
コメント
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正月の一休さんといえば、アニメのエピソ\ードで、
杖の先にドクロつけて念仏唱えながら+泣きながら町を練り歩き、町民に石を投げつけられまくる
というのを思い出す。
幼心に衝撃だったわー。
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SV1; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506)
おぉ僕もあのイメージ強いです
たぶん、この狂歌がモチーフなんでしょーね