ついに日本産馬がドバイワールドカップを制す。


世界最高賞金額を誇るドバイワールドカップといえば、
僕は真っ先にホクトベガを思い出す。
14年前の第2回開催の時、参戦したホクトベガ。
何しろ川崎記念とか18馬身差で突き離したように、
ダートで無敵の強さを誇っていたから、
まぁ勝てないにしろ善戦の期待はあった。
しかし、レース中に故障を発生。
安楽死処分となった。
当時、生放送でレースを聞く術がラジオたんぱしかなくて、
僕はわざわざ短波が聴けるラジオを買って、
深夜2時くらいだかかにかじり付いて聞いたのだった。
そこに、聞こえた悲劇。
無事であるように。。。と祈った記憶がある。
これまで勝てそうな馬が日本から何頭も行ったけど、
そうはいっても跳ね返されて当たり前。と思わなくもなかった。
それくらい、日本の競馬のレベルと世界とでは遠い、
というのが常識だったわけで。
今回は昨年の年度代表馬ヴィクトワールピザに、歴史的名牝ブエナビスタ。
そして現在のダート最強馬トランセンド。
今日本で一番強いメンツだし、
勝ってもおかしくない。
でも勝てないのが世界の壁だったけど、
ついに破ったわけだ。
うあああ。
ホントに涙出るね。
ホクトベガの命日、というのも、また泣ける。

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