国歌の議論てさ・・・。

国旗国歌と公民教育 (内田樹の研究室)
僕の持つ違和感と良く似た事を、
書いていたのでのっけました。
この手のお話は大体、
朝日系を罵倒するネット右翼、
見たいな構図がもう随分出来上がっていて。
まぁ、思想と思想がぶつかり合うのは当然なので、
別にそこに文句を言うつもりはさらさない。
けど、ごっちゃ混ぜ感には双方なんか違和感があるわけで。
「国際常識を身につけるため、国旗、国歌に敬意を」国歌斉唱時の起立命令は合憲　最高裁が初判断 （産経新聞） - Yahoo!ニュース
まぁ産経の記事ですけれども。
思想信条の問題と、公務員としての業務命令を切り離して
判決を出している点は至極自然に思う。
思想信条の表現に関して、｢侵害｣に対してのレスポンスを
採用している点はあまりピンとこないけど、
そこは言いたい事ではないので置いておいて。
なんだか違和感があるのは、これら司法判断についての反応が、
なんか違うよなぁーという点で。
当然のことながら、司法判断では、
君が代の持つ背景やそこに基づく思想について、
存在は認めながら論を投げかけることはしていない。
けど、この判決に対する反応と言うのは、
やれ非国民だの、教師たる資格なしだの、
アサヒるだの。。。。
まぁ関係ない論点に飛んでいるわけです。
これは所謂ネット右翼的な所だけではなく。
対する君が代反対派だって似たようなもの。
ちゃんと、基本的人権の発生から、
国民と国家、その役割と、
その為の教育と制約と。
ていう話を踏まえた方が良いと思うのですよ。
そーゆうとこが欠如しているから、
分け解らん感情論になるんじゃないか、と。
議論をすることは必要ですが、
議論にすらなっていないような感じがして、
じゃぁこの状態は一体いつまで続くんだ、と。
辟易とするわけです。
何なんだろうね。この状態。