Press Enter■ 高慢と偏見
@ITのブログ小説?です。
フィクションと書かれているものの、
どうやら立派にモデルがあるようで。。。
「staticおじさん」と言われているらしい。
簡単に内容をかいつまむと、
メインフレームをウン十年とやってきたベテラン社内SEのプロマネが、
Webアプリ開発のプロマネになったものの
所謂Webアプリ開発のイロハを全く理解できておらず
見事デスマーチ、というお話。
何だか読めば読むほどドキドキします。
実際こうゆう人は居るでしょう。
モデル、と思われる方のホームページをちょっと見たが、
「オブジェクト指向など、実業務では使いものにならない!」
という一文など相当シビれます。
しかしまぁ、つくづく思うのですけど。
僕もSEのはしくれ、とはいえ、
SAPのERPパッケージ製品群が専門であって、
SAPというのはABAPという独自言語を使ってるわけだ。
一応オブジェクト指向プログラミングを実装してる、
という建前であれ、実態は伴っていない。
オープン系の開発やってる人にとっては、
だいぶ違和感あるだろうなぁと思う。
SAP製品の凄さではあるが、
OracleだろうがDB2だろうがMySQLだろうが、
RDBMSの知識なんぞ欠片も無くても
プログラミング出来てしまうし。
いやはや。
メインフレームを時代遅れと言うならば、
十分我々もそんな感じになりかねないのです。
ま、常套句として、この小説?にもあるように、
業務知識を持つ強みはあると思うけどね。
昨日、たまたま久しぶりに、
健康保険と厚生年金の法改正について、
部長に延々と説明してて、そう思った。
今年の春から始まる、
「健康保険法及び厚生年金保険法における標準報酬月額の定時決定及び
随時改定の取扱いについて」の一部改正について
という通知の話。
ははは。
こーゆうのを咀嚼することこそ存在意義ですからね。
↑のような企業に一律に適用するような法改正に絡まない、
顧客固有な業務の話でも、色んな会社相手にやってるから、
臨機応変にやれるし。
モデルの方と違ってね。
けどこれこそ慢心でありますね。
ええ。
最近、つとWeb開発の常識とか、
ちゃんと身につける必要があるとヒシヒシと感じる。
何しろ新人研修からやってねぇし。
くぁー。
めんどくせー。
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