心。

始まる前なら、それは絶望でも希望は生まれる。
終った後なら、それは希望はなく絶望しかない。
自分が思ってることを、相手にやって欲しい事を、自分に省みてみると絶望的になる。
自分がイヤなことは、他人にするな。
そう思うことが、自分にとって大切な指標だ。
だからこそ、傷つき、辛くなり、恨み、傷つける。
理解して欲しいと言う気持ちと理解させたいという気持ちは表裏一体で、結局は我儘になる。
我儘は、我慢しなければいけない。
でも、我慢しちゃいけない。
ありとあらゆることがそうである。
他人は、どんなことでも辛ければ、切り替えろ、という話になる。
十中八九その通りだ。
しかし、それは恐らく人が求める答えではない。
たぶんそれは、「休んでいいよ」という答えのように思う。
実際休まなくとも、言葉の持つ力でどれだけ救われるか。
必要なのは上辺の言葉ではなく、本音だ。
「謝る」ことは大切だと思う。
それがないだけで、永い苦しみを味わう。
だからといって、心に光は望めないのだが。
北海道に行くことが、正式に決まった。
同期と鍋。
もうそうそうやる機会もない。
つかの間の休息。
少しでも前向きにならない限り、心は溶けそうにない。

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