判官贔屓なのか。

ネット世論、て言うのは判官贔屓なんだろーか。
ふと、思った。
というか、一種の悲劇のヒーロー仕立てに、
しがちな人がネット世論を引っ張ってるだけなんだろうか。
日本以外がどうなのかって、
あんまりよくわからないけど。
それほど変わらないような気もする。
そんなことぼーっと考えてたら、
なんだか怖くなった。
最近は「炎上」なんて言葉が当たり前のように使われていて。
いずれ、広辞苑にも掲載されちゃうんじゃないか。
有名人の一言が、あっという間に賛否両論を呼ぶ。
それ自体は良いことだとは思う。
けど、言論の自由の名のもとに、
誹謗中傷やデマまがいの噂が飛び交っているのも、
また事実で。
ネットの一番怖いところは、
みんな均一に見えてしまうことなんじゃないか、と思う。
とても錯覚的な事だと思うんだが、
異なる意見はまるで同種の意見のように集約されて見え、
これがネット世論と言う形で、
また違うメディアによって紹介される。
まるで何十万人に指示されているかのように。
何時かしかネット世論は人格化されていて。
彼(彼女)は弱いものをかばい、権力を批判し、
国を誇り、国際関係を重視し、国家国民であることを主張する。
心情的は反米であり、深層的には親米で、
全体的に親欧であり、蔑アジアで。
スポーツが見るのもやるのも好きで、
アキバ系が恥ずかしくも好きで、
世の中がアキバ系に寛大になって行くのが好ましく、誇らしく。
けど一線を引いた聖域も持ち。
僕にはこんな、均一化した存在が見える気がする。
うーん。
何故こんなに個性が削れて見えてしまうんだろう。
twitterの如く、数行の文章で、
ありとあらゆる想像を引き起こしてしまうから、でしょうか。
想像、怖い。
twitter、怖い。
なんかリアルに思いました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました