ウソと嘘。

寝つきの悪さは相変わらず。
早めに寝たけれど、何度も起きる。
暗闇の中では何もいいことを考えない。
友人に、夜は絶対に悪い事を考えてはいけない、とよく言われる。
ま、それができたら苦労しない。
でも、それを言ってくれる友人は、ありがたいと思う。
付き合いの長い人だと、何が嘘で何が本当なのか、うっすら見えてくる。
例え、それが見たくない嘘でも。
いやむしろ、見たくない嘘こそ見えてくる。
嘘は本当なのかもしれない。
本当は嘘かもしれない。
当たり前で、それでいて人を追いやる。
言葉の素晴らしさを思うたび、恐ろしさが身を裂く。
メールは、文字だけだから尚更。
人は、言葉ではなくもっと深いもので繋がっている。
わかっていてできないこと。
でも、その現実から逃げた所で、何かが伝わるはずも無い。
たった、二言三言。
それだけで、何年もの苦悩が救われるし、また何年も囚われてしまう。
どうやったら、開放されるんだろう。
目に入っていなかったのだろう、何年も。
少なくとも、望む形ではないだろう。
重荷。
安心。
疎ましさ。
辛くなると、複数の自分が現れる。
話し合う。
死に方を考える。
生き方を考える。
両方とも、考えているのは自分。
人は、一人では生きられない。
「最終兵器彼女」というマンガのなかで、ひとつ思い返すシーンがある。
人は。
お互いの、もっとも弱い部分をこすり合わせないと、気持ちよくなれない。
幸せになれない。
お互い痛くても、それをしなければ何も始まらない。
何をすればいいのか、きっとわからないだろう。
押し寄せる言葉に、戸惑うことだろう。
それも、わかってる。
でも。
でも、様々表現しないと、もう一人の自分に食い殺される。
心は、弱っている。
何か、答えがほしいと、切に願っている。
少なくとも、最も身近な答えは、それだ。
わかっていて、そう仕向けるは自分の罪。
回答できないのは、人の罪。
全ての人に、顔向けできない、自分が居る。

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