系譜。

久しぶりの札幌での週末。
そして予定が無いのは、もう今日しかない。
ってことで、北海道を最後に満喫すべく、牧場めぐり。
曇り空。
レンタカーで、シンボリ牧場へ。
そう、皇帝シンボリルドルフが繋養されてる。
戦前のセントライトはもちろんこと、日本のサラブレッドの史上最高齢を記録したシンザン。
ミスターシービーもナリタブライアンも亡くなったし、結果的に今生存している三冠馬は、
シンボリルドルフしかいない。
が。
なんと10:00から11:00までしか見学時間が無い。
レンタカーの受け取りが8:00だから、2時間でたどり着けないといけない。
無理じゃね？
8:00に素直に借り出せるとは思えないしねぇ。
やっぱ、何だかんだ出発が遅れる。
あー、社台スタリオンステーションだけにすっか。
車飛ばして、早来にある社台スタリオンステーションへ。
今日見学可能だったのは、昨年のダービー馬キングカメハメハ。
01年の最優秀ダート馬のクロフネ。
02年の最優秀ダート馬ゴールドアデュール。
春･冬のグランプリ3連覇、グラスワンダー。
02，03年の年度代表馬シンボリクリスエス。
99年の菊花賞馬ナリタトップロード。
91年の無敗の二冠馬で年度代表馬、トウカイテイオー。
すげぇ、社台ってやっぱすげぇ。
これだけで、何十億になるんだろ。
どの馬も走ってるころを知ってるわけで、いろいろ思い出がある。
懐かしいなー。
トウカイテイオーの最後のレースでの復活とか、もう12，3年も前の話だよ。
皇帝の息子が、帝王なんて、つくづく競馬ってのは不思議だね。
ちょと遠いけど、写真とりまくる。
昼過ぎ、社台スタリオンステーションを出る。
んーほかに見たい馬って言っても、結構見学やってないんだよな。
ってことで、目的を変えて、積丹でウニ丼にする。
札幌横切るけどまぁ、ドライブだね。
いやーそれにしても、ほんと北海道って高速も一般道も変わらんな。
普通に90km超える。
っていうか80kmくらいでも、普通に追い越しされる。
なんなんだ。
そんなスピードで、積丹まで。
2時間ほど。
150kmくらいあるのに。。。
いやー結構疲れた。
人は変わる、というが本質なんてそう変わらない。
ある側面がどう強く出るかで、見かけの性格なんて変わる。
時には、自分自身が自分自身に嘘をついて、ずっとそのままになってる事だってある。
それなのに、人をほんとに理解するなんて、おこがましいことだよなぁと思う。
どこまで冷静に想えるのか。
つまりはそこに寄っている。
何十年繰り返すんでしょうね、人って。
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PV no.74
闇に降る雨 / 椎名林檎 (2000、TOSHIBA EMI)
2ndアルバム収録。
アルバム中でも、｢ギブス｣に引き続く形で収録されているが、クリップも同様。
｢ギブス｣のクリップから、｢闇に降る雨｣のクリップへと繋がっていく。
モノクロの、クラシックバレーをモチーフに作られた美しい作品。
発表されたときも、大変話題を呼んだ。

余りの暑さに目を醒まし
さっき迄見ていた夢の中
東西線はあたしを乗せても
新宿に降ろしてくれなくて
辿り着けない 此処に欲しい腕や髪や首筋
貴方の嫌う生温い雨に濡らされてゆく
貴方に降り注ぐものが
譬え雨だろうが運命だろうが
許すことなど出来る訳ない
此の手で必ず守る
側に置いていて
天気予報が外れてばかりの
毎日が見させた嘘の闇
高揚も時めきも溜め息も消耗し
やがて失くなりそうで
招きたくない
空々しい土の香や向日葵の
すぐにも迎う馨(かぐわ)しい 絵画と化する日など
貴方を知り尽くすことが譬え
可能だろうが不可能だろうが
満たされる日が来る筈もない
身体が生きている限り
側に置いていて
貴方に身を委（まか）すことが譬え
危険だろうが安全だろうが
留め金などが在る筈もない
全て惜しみなく挙げる
貴方に降り注ぐものが譬え
雨だろうが運命だろうが
許すことなど出来る訳ない
此の手で必ず守る
側に側に置いていて
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